今回の山行は初夏のミヤマキリシマを尋ねる登山です。 牧の戸峠の登山口より沓掛山をへて星生山へ、少し戻って扇ヶ鼻へとまいります。 ☆1牧の戸峠から20〜30分で(コンクリートの登山道は結構登りにくいもんですが)沓掛山の山頂になります。 このあたりから登山道の脇にたくさんのどうだんつつじの花ヶ見られます。 すずらんのような可愛い花です。 |
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☆2沓掛山から尾根道を歩き30分もするとおおきなケルンがあります。そこから南(右)へ折れて扇が鼻へ、その少し先を北(左)へ行くと星生山です。 どうだんにはいろんな色があります。左のような真っ白いもの、真紅のもの、薄いピンクなど・・・。色合いもさまざまでどれも甲乙つけがたいほど可愛い!! |
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{ 沓掛山の由来 } 九重の山が昔天台宗の修験場だった頃修験者達はここで着替えをして、脱いだ着物や靴(沓)を木立にかけて入山したことから沓掛山となったそうです。ここでは山頂らしい感じはないのですが、見晴らしはgood 高さはそれでも1503メートルある。 |
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ピンクの色も可憐などうだんつつじ 遠景で見るならミヤマキリシマ 近くで見たいどうだんつつじ・・・かな |
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☆3沓掛→星生山→扇ヶ鼻→登山口 ここ最近九重のミヤマキリシマは尺取虫などの虫害で昔のようなみごとな花が見られなくなっていました。 ところが、どうしたことでしょうか!! 今年のミヤマキリシマはものすごい 見渡せるほとんどの山肌がピンクなんです! |
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大興奮の登山者達は「こんなきれいな年は10年ぶりだ」と大騒ぎだったのさ かくいう私たちも超大騒ぎ 右を見ても左を見ても、遠くの山肌も、きれこんだ谷までも・・・・花花はな |
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思わず佇んでピンクの山を眺めている人 天気は上々、まるで地上の楽園です。 |
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イワカガミの花もたくさん咲いていました | |
扇ヶ鼻(1698メートル)へは比較的なだらかな尾根ですが、北の斜面にはミヤマキリシマの群落がすごい!! この写真では解りづらいけど、見渡す限りの花です。もうほんとにむちゃくちゃ珍しいんですよ こんなに咲いてる年は!! |
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今年はミヤマキリシマ、どうだんつつじ、を たっぷり満喫した九重登山でした。 あまりの見事さに同伴した友人達は2回3回と登ったリピーターです。そんな人達がたくさんいました。それほど、見事って訳ですよね ほんとラッキーって感じ |
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発見! これはなんとも珍しい「白いミヤマキリシマ」 ピンクのミヤマキリシマに白い色があるなんて全然知りませんでした。 10年に1回とも、20年に1回とも言われる今年のミヤマキリシマの大群落、白いミヤマ・・・まで発見・・・尋常じゃない気がします。 何事も無ければいいのですが 本日朝7時40分登山開始 13時30分頃下山のーんびりの山旅でした。 |
6月9日 晴れ