SAYURI        146分

製作  ルーシー・フィッシャー    監督  ロブ・マーシャル
                         ダグラス・ウイック
                   製作指揮  スティーブン・スピルバーグ
                               
                     
   キャスト      チャン・ツイィー (芸者 さゆり)   大後 寿々花 (少女時代)
              ミッシェル・ヨー (さゆりを教育する先輩芸者 豆葉)
              コン・リー (置屋の看板芸者 初桃)
              桃井かおり (置屋のおかみ) 
              渡辺 謙(さゆりが慕う会長)、 役所 広司  工藤 夕貴(同僚)

   ストーリー         貧しさゆえに9歳で置屋に売られた千代は厳しい花街で過酷な少女時代をすごしていた。先輩芸者のひどいいじめに耐える日々の中で、故郷の両親の訃報を聞かされる。
 置屋から逃げ出すことにも失敗し、絶望して町をさ迷っていた千代はある日ひとりの優しい紳士と出会う。そしてその人への思いを支えに、花街の伝説の芸者 SAYURIへと美しく変身してゆくが・・・・。


なんとも豪華な顔ぶれの作品です。映画舘でこの作品の「予告編」を見たとき、是非みてみたいと、思いました。   なんとも不思議な(ファンタスティック)な感覚の映画でした。
不思議な色の瞳を持つ幼い千代を見て、「この子は伝説の芸者になる」と、さゆりを育てる他の置屋の
芸者豆葉
、存在感溢れるミッシェル・ヨーが演じます
中国の代表的な女優さんのコン・リーは同じ置屋の看板芸者初桃を。、千代を子供ながらにを侮れないライバルと意識し、いじめの限りを尽くす。おきまりのパターンです。女将を日本代表で、桃井かおりが。ごうつくばばあで、名演技!
 まあ、どの人物をとっても豪華版キャストです。
もともとアメリカ人の作家の「メモリー・オブ・ゲイシャ」という本の映画化なので、言葉もすべて英語。
 時々「
おかあさん」とか「置屋」とか、単語が日本語ではいるのが奇妙な感覚を抱かせます。
着物の着付けも、アップに結った髪も、芸者の踊りも、すべてが外国人の目を通した日本の美でしょうか!?かすかな違和感。
主役を演じるアジアン・ビューティーの
チャン・ツイィー。15歳の半玉から演じるんですが、とても30さいくらい(?)とは思えないほど可愛らしいです。 でも、私的には彼女のよさがあまりでてないような気がしたんですが・・・。それに対して子役の大後 寿々花は「北の零年」で、渡辺 謙の娘役を演じた子役さんで、彼の大抜擢でこの役にきまったそうです。この子がどろどろした花柳界を描いたこの作品での一服の清涼剤みたく可憐で、素晴らしい演技でした。 
やっぱ、動物と子役には食われちゃいますって感じ・・否めない
でもでも、全体的に見るとやはりエンタテェイメントとしてはかなりいけてる映画だと思いました。
ちょっぴりの違和感が
いいわかん!?

          アメリカ人が見た日本の伝統、日本の美を映画を通じて見るのもいいかも
          で、   オススメ度  
 8点

11月〜12月に見た他の映画
         春の雪      7点  (ブッキーがあんまり子供っぽすぎ)
         親切なクムジャさん  9点  (あらゆる意味でなかなかおもしろい映画でした。)
次はブラビとアンジェリーナのあの映画みるぞ〜!!まだ見れていません。